みなさんこんにちは。訪問ありがとうございます🕊️
1年前の今頃は自分が留学するなんてまったく考えていませんでしたが、思いもよらぬ壁にぶちあたり心身ともにボロボロになり、自分自身と向き合い、留学を決意しました。
今回は、わたしが留学を決意したきっかけについてお話させてください。見苦しい部分が多くありますが、わたしのリアルな経験が少しでもみなさんの背中を押すことができると嬉しいです🎗️
「わたし、このままでいいの?」クォーターライフクライシス期
突然ですが、わたしは根っからのオタクです。小6で東方神起にハマって以降、K-POP/ジャニーズ/2次元‥様々なジャンルを渡り歩いてきましたが、一貫してオタク道を歩んでいます。
このことから、生活はもちろん(?)推し中心。推しに注力するために定時退勤を目標に仕事を効率よく頑張り、コンサートなどのいわゆる現場をモチベーションに日々過ごしてきました。(お察しのとおり、推し中心の生活なので恋愛する時間はありませんでした‥言い訳ですね、すみません🫠)
20代前半は周りの友達も各自したいことに没頭していましたが、20代後半に突入すると、みんな示し合わせたように結婚・出産と新たなライフステージへ‥一緒にオタ活していた友達までも、「うちらも彼氏みつけようね!」「早く結婚したいね!」と、徐々にオタクからフェードアウトしていきます‥
20代後半になると急にプレッシャーや同調圧力を強く感じるようになり、「結婚が人生の正解なの?!」「わたしは人生を間違えてしまったの?!」と、モヤモヤ‥。心は満たされているのに、劣等感や不安に振り回される自分が心底嫌でした‥
そんな時に偶然出会った、ジェラシーくるみさん著/そろそろいい歳というけれど。
本作品から、自分がクォーターライフクライシス真っ只中であることを知りました。わたしのことを書いているの?!と勘違いするほど共感しっぱなしで読了。
【クォーターライフクライシスとは】
20代半ばから30代前半にかけて訪れる、結婚や出産/キャリアなど、自分が思い描いていた生き方と現実にギャップがあり、他人と比べて落ち込んだり焦ったりする幸福低迷期。
以下、わたしの心に特にブッ刺さった言葉たちです✍️
代り映えのしない毎日を送っていると忘れがちだが、我々は自分で考え、決断し、汗をかき、失敗を繰り返さないと、人生の舵取りがにぶっていく生きものだ。ライフステージの変化やキャリアプランは、常に何かの終わりとともに始まる。
安全地帯にいる限り、その転機に踏み込む自信も、何かの終わりを受け入れる覚悟も生まれない。
現状(安全地帯)に文句を言っていても、自分自身が変わらないと成長はできない。このままでは一生劣等感や不安を抱えて生きていくのではないか‥と思い、今後の豊かな人生のために周りに振り回されず自分軸で生きていきたい!と漠然と考え始めました。
勤続9年、キャリアに危機
高校卒業後は地元の市役所に就職し、教育部門(4年)⇒地方創生部門(4年)を経験し、2023(令和5)年度から保健福祉部門へ異動。
教育部門在籍時も地方創生部門在籍時も、ムカつくことや嫌なことはもちろんありましたが、それ以上に仕事が楽しく、困難を乗り越える度に成長を実感し、やり甲斐を感じて働いていました。また、頑張り次第で新しいことにチャレンジさせてくれる環境だったので、なんだかんだ言いながら仕事が好きでした。
そして今年度から新しい部署へ異動。地方公務員としてキャリアを積む以上、保健福祉部門の知識を身に着けたかったので、知識取得に励み即戦力になれるよう頑張ろう!と意気込んで新年度スタートしました。
新たな知識を取得することは楽しい反面、環境が合わず苦痛な日々でした‥1日の大半を過ごす職場がしんどいのは初めての経験で、自分自身のバランスを保つのが難しかったです。環境が合う/合わないって明確にあって、合わない環境では頑張れば頑張るほど苦しくなるんですね。
更に、配属先が本部ではなく支部的なポジションだったので、「頑張ってたのにこんなところに配属されてかわいそう」「わたしも飛ばされちゃうのかな‥」という、友達(同僚)からの哀れみなのか面白がっているのか真意不明な言葉たちを真面目に受け取り傷ついていました。
今思うと、当時は精神的に疲弊していて敏感だったし、受け取る必要のない言葉も深読みして受け取っていたな‥と。辛いときは必要のないことまでも受け止めてしまいますよね。
心身ともにボロボロになりながらも、変に真面目なわたしは結果を残せば周りの言葉は気にならないし、部署異動できる!と信じ、状況を打破するために効率よく!少しでも改善していこう!をモットーに通常の何倍も自分に負荷をかけて仕事に取り組みました。
一生懸命働いたのでまわりからの信頼を得ることはできましたが、自分に無理をさせ続けた結果、自分自身が壊れかけて職場に行けなくなってしまいました‥
家族に悩みを打ち明け、負荷をかけすぎないと自分と約束し、数日お休みをいただいた後に職場復帰しましたが、環境自体は変わらないので辛いものは辛い‥
片道40分の通勤中は毎日のように泣いていましたが、職場では平気なフリをしていました。(平気なフリは15回以上見たTHE FIRST SLAM DUNKの宮城から教わりました✌️)
自分自身を殺して環境(職場)に適応すれば、また大丈夫になれると自分に言い聞かせていましたが、自分を変えるってすごく苦しくて難しいんですよね。そして、環境を変えない限り苦しみは繰り返されるのではないか‥それなら自分が変わらなければ!と思い始めます。
TOPIK3級合格!韓国留学を本格的に考え始める
日々ボロボロになりながらも、7月のTOPIKを目標に、休日は勉強するようにしていました。
もちろん大変ではありましたが、成長を実感することができる韓国語の勉強はわたしにとって癒しでもありました🌷
動けない休日もあり十分な対策はできませんでしたが、単語と文法を1周、模擬試験を4つ解いて受験に臨んだところ、なんとか3級合格!
対策ができていなかったライティングが壊滅的ですが、リスニングとリーディングは平均以上取れていたので、個人的には大満足の結果でした🦢
自己肯定感の擦り切れる日々だけど、少しだけ語学力に自信を持てるようになり、この程度の語学力があれば留学挑戦も夢ではない!留学を通して語学力はもちろん、人間としても成長したい!と本格的に考え始めるようになりました。
インターネットで留学に関する情報収集を始め、9月末頃に留学のため退職を考えていることを勇気を出して人事へ伝えました。
人事の方から休職(公務員には自己啓発休業という制度があります)扱いでの留学をご提案いただいたり、この時点ではいつから始めるなどの明確な目標設定はしていませんでした。
どん底にいる自分と向き合い、コンプレックスを知り、挑戦を決意
仕事の話に戻りますが、職場に行けなくなってしまった際に、自分に負荷をかけすぎないと決意したものの、職場に頼れる存在はおらず、結局は無理を続けるしかありませんでした‥
今思うと自分をすり減らしてまでする必要のない苦労も積極的にしていました。当時は”頑張る”以外の選択肢はなくて視野が相当狭くなっていたなぁと感じます。
その結果、心のバケツのお水が溢れてしまい、あとは出発するだけなのに体が動かない日々が始まってしまいました‥。このままこの環境に居続けると自分自身が崩れてしまうと危機感を感じたので、職場にストレスを抱えていること、退職したいことを申し出ました。
周りを困らせたくなくて平気なフリをしていたので、誰もボロボロなわたしに気づいていなかったようで(平気なフリ上手すぎ、ザファ観に行きまくった甲斐がある)、ストレスを抱えている状態で退職を決意するのではなく、心身ともに整えながら今後をじっくり考えてみてはどうかと、休職を提案していただきました。
勝手に絶望して自己完結しようと思っていましたが、勇気を出して打ち明けた結果、尊敬している上司が動いてくださって、打ち明けてよかったと心の底から思えました。感謝してもしきれません。
「休職に入るのは怖い」「復帰する時に恥ずかしい」と抵抗感がありましたが、半ば強制的に休職に入ることになりました。職場のみなさんにはご迷惑をおかけすることになりましたが、自分自身としっかり向き合い有意義な時間になったので、結果的には休職させていただいて本当に良かったと、感謝の気持ちでいっぱいです。
心身ともに元気を取り戻し、あんなに自分を追い込む必要はなかったな、些細な言葉に傷つく必要はなかったなと、思うことができるようになりました。
休職期間に取り組んだことをご紹介します✍️もし今辛い環境にいる方がいましたら、ご参考いただけると幸いです🎗️
心と身体の復活期:生活を整える
- 日記(気持ちのアウトプット、自分を客観視⇒自分を知る)
- 規則正しい生活(当時は朝を迎えるのが怖く、慢性的な睡眠不足でした)
- 健康的な食事(食欲がなく、食事量が極端に減っていました)
- ゆっくり湯船に浸かる(夜は寝落ち、朝シャワーという日々でした)
- 適度な運動(散歩、朝ヨガ、夜ストレッチ)
- 好きなことに熱中する(韓国語の勉強、韓国ドラマ、読書、男子バレー)
生活を整える=自分を大切にする。辛い時はセルフネグレクトしがちですが、そんな時こそ自分を大切に、ラブマイセルフの精神でいたいものです🌿
自分自身と向き合う:コンプレックスを知り、挑戦を決意
最近のわたしはどうしてこんなにも劣等感でいっぱいなのか自分自身を探っていると、自分にとって辛い環境にもかかわらず安全地帯から動かず、やりたいことに挑戦しない自分自身がコンプレックスなのだと気づきました。
高校卒業後の進路も、家庭がぐらついていた時期だったこともありますが、大学進学して何物にもなれない自分が怖くて、挑戦(受験)すらせず、地元で公務員として働く道を選びました。
ずっと「これは家族のための決断で自分は被害者だ」と言い聞かせてきましたが(最低ですよね‥)、挑戦すらせず安全地帯を選んだことに対する後悔がなくなることはありませんでした。そして、いつまでも家族のせいにしている自分自身への嫌悪感は増すばかり‥。
これからも、「大学に行けばよかった」「留学すればよかった」と言い続ける人生なんて嫌だ!このままではいつまでも劣等感を抱えたまま生きることになる!よし!自分のやりたいこと、韓国留学に挑戦しよう!そして自分軸で心地よく暮らせる方法を模索してみよう!と決意しました。
最初こそ家族は心配し、職場には引き留められましたが、自分自身が変わりたいという前向きな決断であることを伝えたところ、最終的には応援して、背中を押していただくことができました🥲
勝手に絶望していたけど、わたしは周りに恵まれていたんだなと、気づくことができました。手放さないと気づけないなんて恥ずかしいですが、勇気を出して手放したことで気づけたことはたくさんあります。
まとめ
紆余曲折ありましたが、コンプレックスを解消して自分軸で後悔せず生きるために留学を決意しました。
わたしの経験が、少しでも誰かの背中を押すきっかけになると嬉しいです✨もし今辛い環境に置かれている方がいましたら、セルフストライキの時間も大切ですよとアドバイスさせてください。
この選択を後悔しないために、語学力の向上はもちろん、人間として成長できるよう色々なことに挑戦していきたいです!そして常に自分自身を大切に、LOVE MY SELFの精神で生きていきたいです🤍
最後までお読みいただきありがとうございました。次の記事で会いましょう🎈あんにょ~ん
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